馬産地ニュース

門別競馬場で「夏のケイバまつり」開催

  • 2012年08月22日
  • 最終日は1989人の来場があった
    最終日は1989人の来場があった
  • 新発売「日高三大和牛串」には長蛇の列
    新発売「日高三大和牛串」には長蛇の列
  • ブリーダーズGC歴史展
    ブリーダーズGC歴史展
  • ポニー展示
    ポニー展示
  • ポニー体験乗馬
    ポニー体験乗馬

   ブリーダーズゴールドカップ(Jpn2)が行われた週の8月14日~16日、門別競馬場では毎年恒例の「夏のケイバまつり」が催された。

   ゴールデンウィークに行われた「春のケイバまつり」に続き、今回も門別競馬場ならではのイベント「ウニモグ(馬場整備車両)体験乗車」や、「調教坂路体験ウォーク」が行われ、多くの競馬ファンが参加した。

   今回はお盆、夏休み期間と重なりファミリーの来場が多く、特に好天に恵まれた14日は子供の姿が目立った。子供向けイベントの「夏まつりミニ縁日」、「日高町日高地区特産“ヤマメすくい”」、「ポニー体験乗馬」には子供たちの元気な声が響き、競馬場内「とねっこ広場」は遊園地のような雰囲気が流れていた。

   地元のフードイベント「日高うまいもの市」では新メニュー「日高三大和牛串」が登場。初日の14日から売れ行き好調で、長蛇の列ができた。この商品は日高で評判のえりも短角牛、みついし牛、平取牛を一串にした逸品。1本300円という手頃さで上質な肉を味わえる魅力でヒットし、3日間を通じて飛ぶように売れた。発売の仕掛け人である日高振興局・産業振興部・農務課・馬産地対策室の七社貴郎主査は、「3日間で用意した700本を完売しました。予想以上の反応で、行列が絶えませんでした。ファミリー、若者、高齢者と、幅広い方に買っていただき、“ジューシーで美味しい”という感想をいただきました。」と、笑顔。秋以降の門別競馬場イベントでも発売を検討している。

   この3日間の来場者の推移は14日が1,337人、15日が1,146人、16日が1,989人となり、3日間合計4,472人を記録した。交流重賞デーとなった16日は朝に雨が降ったものの、午後からは天候が回復し、駐車場は全面フル稼働。ブリーダーズゴールドカップ(Jpn2)は地元馬不在の6頭立てとなったものの、ダートG1馬、JRAダービージョッキーの参戦で注目を浴び、発走前のスタンドは今年一番の大観衆が埋め尽くした。