馬産地ニュース

ホッカイドウ競馬塾が行われる

  • 2012年08月03日
  • 門別競馬場の厚生施設会議室で行われた講義
    門別競馬場の厚生施設会議室で行われた講義
  • パドックで馬の見方を学ぶ参加者
    パドックで馬の見方を学ぶ参加者
  • 実際にパドックの感触を体感した
    実際にパドックの感触を体感した
  • レースを終えた人馬の様子を間近で見学
    レースを終えた人馬の様子を間近で見学

  8月2日、ホッカイドウ競馬グランシャリオナイター開催中の門別競馬場で、「ホッカイドウ競馬塾」が行われた。

  ホッカイドウ競馬塾は北海道農政部競馬事業室の主催。競馬は一部の人たちがするギャンブルと捉えられがちだが、動物とも触れ合える健全なゲーム・娯楽であるとともに、特に全国の軽種馬生産の97%を占める北海道にとっては、産地を支える重要な産業であることを、多くの道民に理解してもらい、ホッカイドウ競馬を身近に感じてもらおうと企画した。

  今後、この競馬塾は8月23日、9月27日には門別競馬場で、9月13日、10月4日、10月25日にはAiba札幌駅前で、合計6回行われる。

  第1回のこの日は札幌市から約20名が参加。門別競馬場に到着した参加者は、厚生施設会議室でこの日の講師を務めた道新スポーツ競馬担当記者の山田綾子氏から、競馬の基礎知識、馬券の購入方法、馬の見方などをレクチャーされた。

  その後、参加者はスタンドへ移動し、パドックや装鞍所などを見学。普段は入れないパドックを周回したり、レースを終えて戻ってくる人馬の様子、レース前の装鞍所などを見て回った。

  競馬塾を主催した北海道農政部競馬事業室では「競馬塾への参加を通じて、競馬の楽しさを体感していただき、今後は友人などを誘って門別競馬場や場外発売所Aibaに足を運んでいただくことを期待したい」と話していた。