門別競馬場で夏季期間、スタンドを一般開放
門別競馬場では新しい試みとして夏季期間、場内スタンドの一般開放を始めている。
実施期間は7月23日~8月31日で、時間は午前7時~正午まで。開放エリアはとねっこ広場、新スタンド・ポラリス☆ドーム、国道からJBC駐車場までの管理用道路となっている。開放時間の午前7時~午前10時は調教時間と重なっており、通常非公開の朝の調教を見学できる。なお、来場日によっては調教を行わないケースもあり、期間中の毎週金曜日(7月27日、8月3日、10日、17日、24日、31日)はメンテナンス日のため外走路での調教はなく、内走路と角馬場(ウッドチップ)コースの調教のみ見学できる。調教ゼッケンに馬名は印字されていないので、どれがどの馬かはわかりにくいが、耳を澄ませば騎乗者が馬を叱咤する声や、リラックスを促す声が聞こえ、観察しているとなかなか興味深い。
なお、厩舎地区や業務用エリア、旧スタンド内へは立ち入りできない。車で来場の場合は、スタンドから近いJBC駐車場を利用できる。企画したHRA社団法人北海道軽種馬振興公社では、「多くの方に門別競馬場を身近に感じていただくため、一般開放を実施することにしました。スタンドではゆっくりと朝の調教を見学できますし、日高へお越しの競馬ファン、観光客の方にお気軽にお立ち寄りいただきたい。」と、PRしている。
また、この門別競馬場一般開放を機に8月1日から、日高昆布とホッカイドウ競馬グッズが当たるプレゼントキャンペーン(協賛:ホッカイドウ競馬支援室=日高軽種馬振興対策推進協議会、HBA日高軽種馬農業協同組合)が始まっている。
このキャンペーンはインターネット上でリアルタイムにつぶやくサービス・Twitterと連動しており、プレゼントの応募にはTwitterの利用が必要となる。内容は門別競馬場の一般開放時間に来場し、受付場所(ポラリス☆ドーム・インフォメーションブース)にある申込用紙に必要事項を記入して、応募箱に投函する。その後、応募者がTwitterで門別競馬場一般開放の感想をつぶやき、応募用紙の内容とつぶやき(ツイート)の確認が取れ次第、日高昆布とホッカイドウ競馬グッズがプレゼントされる。実施期間はファーストチャンス(8月1日~10日)、セカンドチャンス(8月11日~20日)、ラストチャンス(8月21日~31日)の3回で、プレゼント送付対象人数は各チャンス最大50名。上限に達した場合は抽選で当選者を決定する。