馬産地ニュース

門別競馬場で夏季期間、スタンドを一般開放

  • 2012年08月02日
  • 夏季期間、一般開放しているスタンド
    夏季期間、一般開放しているスタンド
  • とねっこ広場も開放中、道の駅感覚で休憩できる
    とねっこ広場も開放中、道の駅感覚で休憩できる
  • 調教ゼッケンは2歳馬が白地に赤色の番号、3歳以上馬は黒地に白色の番号となっている
    調教ゼッケンは2歳馬が白地に赤色の番号、3歳以上馬は黒地に白色の番号となっている
  • 朝7時~10時は調教を見学できる
    朝7時~10時は調教を見学できる
  • 入口には注意事項が掲示されている
    入口には注意事項が掲示されている

 門別競馬場では新しい試みとして夏季期間、場内スタンドの一般開放を始めている。

 実施期間は7月23日~8月31日で、時間は午前7時~正午まで。開放エリアはとねっこ広場、新スタンド・ポラリス☆ドーム、国道からJBC駐車場までの管理用道路となっている。開放時間の午前7時~午前10時は調教時間と重なっており、通常非公開の朝の調教を見学できる。なお、来場日によっては調教を行わないケースもあり、期間中の毎週金曜日(7月27日、8月3日、10日、17日、24日、31日)はメンテナンス日のため外走路での調教はなく、内走路と角馬場(ウッドチップ)コースの調教のみ見学できる。調教ゼッケンに馬名は印字されていないので、どれがどの馬かはわかりにくいが、耳を澄ませば騎乗者が馬を叱咤する声や、リラックスを促す声が聞こえ、観察しているとなかなか興味深い。

 なお、厩舎地区や業務用エリア、旧スタンド内へは立ち入りできない。車で来場の場合は、スタンドから近いJBC駐車場を利用できる。企画したHRA社団法人北海道軽種馬振興公社では、「多くの方に門別競馬場を身近に感じていただくため、一般開放を実施することにしました。スタンドではゆっくりと朝の調教を見学できますし、日高へお越しの競馬ファン、観光客の方にお気軽にお立ち寄りいただきたい。」と、PRしている。

 また、この門別競馬場一般開放を機に8月1日から、日高昆布とホッカイドウ競馬グッズが当たるプレゼントキャンペーン(協賛:ホッカイドウ競馬支援室=日高軽種馬振興対策推進協議会、HBA日高軽種馬農業協同組合)が始まっている。

 このキャンペーンはインターネット上でリアルタイムにつぶやくサービス・Twitterと連動しており、プレゼントの応募にはTwitterの利用が必要となる。内容は門別競馬場の一般開放時間に来場し、受付場所(ポラリス☆ドーム・インフォメーションブース)にある申込用紙に必要事項を記入して、応募箱に投函する。その後、応募者がTwitterで門別競馬場一般開放の感想をつぶやき、応募用紙の内容とつぶやき(ツイート)の確認が取れ次第、日高昆布とホッカイドウ競馬グッズがプレゼントされる。実施期間はファーストチャンス(8月1日~10日)、セカンドチャンス(8月11日~20日)、ラストチャンス(8月21日~31日)の3回で、プレゼント送付対象人数は各チャンス最大50名。上限に達した場合は抽選で当選者を決定する。