馬産地ニュース

JRA購買馬が宮崎育成牧場へ移動

  • 2012年07月30日
  • 北海道市場の馬積降場に集合した馬運車
    北海道市場の馬積降場に集合した馬運車
  • 積み込み前にマイクロチップ検査を受けた
    積み込み前にマイクロチップ検査を受けた
  • 関係者に見守られる中、宮崎行きの馬運車へ乗り込んだ
    関係者に見守られる中、宮崎行きの馬運車へ乗り込んだ

 7月30日、JRA日本中央競馬会がHBAセレクションセールで購買した1歳馬が、宮崎県のJRA宮崎育成牧場へ移動した。

 JRAはセレクションセールにおいて11頭(牡9頭、牝2頭)を総額9576万円で購買。この中からシアトリカルポーズの2011(牝、父アドマイヤムーン、購買価格525万円)、オマイタ2011(牡、父ヨハネスブルグ、購買価格840万円)、ドラールフォンテンの2011(牝、父ステイゴールド、購買価格735万円)の3頭がJRA宮崎育成牧場で育成されることになった。なお、残りの8頭とJRHAセレクトセールで購買した1頭は、7月25日に浦河町のJRA日高育成牧場へ移動している。

 宮崎組の3頭は新ひだか町の北海道市場の馬積降場へ集合。JRA職員からマイクロチップ検査を受けると、宮崎行きの馬運車へ乗り込んだ。馬運車は7月31日に青森県の八戸家畜市場で行われる八戸市場を経由して宮崎へ向かう。

 購買された1歳馬はJRA育成馬として育成調教を開始。来年のJRAブリーズアップセールに上場される。今年のJRAブリーズアップセールにおいて取引されたJRA育成馬は、7月15日までに33頭が出走(出走率41%)。すでに新馬戦優勝4頭を含め5頭が勝ち上がっている。