馬産地ニュース

軽種馬生産構造改革推進会議が行われる

  • 2012年06月26日
  • 挨拶する三輪茂軽種馬生産構造改革推進会議会長
    挨拶する三輪茂軽種馬生産構造改革推進会議会長
  • 会議に出席した沓澤敏日高振興局長
    会議に出席した沓澤敏日高振興局長
  • 活発な意見交換が行われた軽種馬生産構造改革推進会議
    活発な意見交換が行われた軽種馬生産構造改革推進会議

 6月25日、浦河町の浦河ウエリントンホテルにおいて、軽種馬生産構造改革推進会議(会長・三輪茂日高町長)が行われた。

 同会議は日高管内の各町長、各農業協同組合長、日高生産農業共同組合連合会長で構成。軽種馬生産のあり方、生産構造の改善に関する方策、関係機関・団体への要請などを行っている。

 会議では三輪会長が議題を進行。事務局を務める日高振興局の馬産地対策室担当者が、ホッカイドウ競馬の開催状況など、馬産地再活性化緊急対策事業及び競走馬生産振興事業の実施状況、馬産地活性化に向けた要請の実施などについて説明した。

 ホッカイドウ競馬への産地の支援状況は、2町3団体が合計6回無料送迎バスを運行。Aibaでの応援イベントは延べ9町10団体が合計15回実施した。門別競馬場での特産物販売は、2町5団体が約10回、1町が80日間実施。協賛競走は6町が合計10回、8団体が合計12回実施した。

 馬産地活性化に関しては、負債対策の考え方、構造改革の考え方、農地流動化に対する助成イメージなど、基本的な項目を説明。今後は馬産地再活性化緊急対策事業の執行見込みの把握、新たに要望した内容に関わる実施見込みの把握、軽種馬経営動態調査の前倒し実施の検討、馬主拡大に向けた取り組みなどを行っていく。

 出席者からは馬産地再活性化緊急対策事業に関する質問や意見が続出。三輪会長は「今日の会議で皆様からいただいた意見は、幹事会などを含めて中身を検討していきます」と理解を求めた。