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北海道静内農業高校生産馬ゴーゴーヒュウガが2勝目

  • 2勝目を飾ったゴーゴーヒュウガ
    2勝目を飾ったゴーゴーヒュウガ
  • 直線では長い叩き合いを制した
    直線では長い叩き合いを制した
  • 価値ある特別戦Vとなった
    価値ある特別戦Vとなった
  • 1000万クラスでも活躍が期待される
    1000万クラスでも活躍が期待される

 全国で唯一競走馬の生産・育成を行っている公立高校として知られる北海道静内農業高校の生産馬ゴーゴーヒュウガ(牡4歳)が、6月9日に函館競馬場で行われた駒ケ岳特別(500万下、芝2600m)でJRA2勝目を挙げた。

 ゴーゴーヒュウガは父スズカマンボ、母フリソデという血統。「彪牙(ひゅうが)」という幼駒名で2009年、HBAサマーセール・サラブレッド1歳に上場し、273万円で永井啓弐氏に落札された。今年の皐月賞(G1)馬ゴールドシップと同じ栗東・須貝尚介厩舎の管理馬としてデビューし、昨年7月の3歳未勝利戦(芝2000m)で初勝利を挙げ、昇級後4戦目で見事2勝目を飾った。

 レースはこの馬にとって過去最高体重となる458kgで出走。G1ジョッキー秋山真一郎騎手を背に、中団待機策から徐々に押し上げ、勝負所で先頭グループに進出。直線では2着馬との猛烈な競り合いを制した。芝2600mの勝ち時計は2分42秒3(良馬場)。今回は休み明けでの出走で状態面の上積みが見込めそうなだけに、1000万クラスでも好走が期待できる。

 北海道静内農業高校生産馬としては2002年にサントゥールワンが益田の重賞・益田優駿を優勝、2005年~2008年にかけてユメロマンがJRAで3勝(新馬、500万下)をマークする活躍を遂げたが、JRA特別戦勝利は近年なく、同校にとっては文字通り特別な1勝となった。

 現在、同校ではゴートゥザノース(牝9歳、父アグネスタキオン)が繁殖生活を送っており、産駒として父キングヘイローの1歳牝馬=幼駒名「華凛(かりん)」、父ヨハネスブルグの当歳牝馬=幼駒名「愛里栖(ありす)」が生まれている。1歳馬はゴーゴーヒュウガ同様、北海道市場へ上場予定となっている。