第2回北海道地区産地馬体検査1日目が行われる
6月12日、浦河町の日高育成総合施設軽種馬育成調教場(BTC)において、平成24年度第2回北海道地区産地馬体検査が行われた。
産地馬体検査は、馬体検査、血液の採取、個体の特徴検査などを行った後に、調教師と預託契約を結んでJRAの競走馬登録を完了するもの。検査を受けた馬は美浦・栗東の両トレーニングセンターに入厩せずに直接、函館や札幌競馬場に入厩できる。
検査を受けることができるのは、競走馬登録申請時点で(公財)ジャパン・スタッドブック・インターナショナルの行う馬名登録を完了している馬、平成24年度夏季競馬に出走予定の2歳未出走馬及び南半球産馬(7月~12月生まれに限る)の3歳未出走馬であって、調教師の預託可能頭数の範囲内で入厩を承認された馬。第2回北海道地区の検査初日には約70頭の若駒が検査を受けた。
会場には1994年のサンスポ4歳牝馬特別(G2)、報知4歳牝馬特別(G2)を制したゴールデンジャックの産駒(牝、父ダイワメジャー)、2006年のキーンランドC(G3)優勝馬チアフルスマイルの産駒(牡、父ジャングルポケット)、2000年のクイーンC(G3)勝ち馬フューチャサンデーの半妹(父ディープインパクト)といった重賞勝ち馬の産駒や兄弟も登場。取材陣の注目を浴びていた。
第2回北海道地区の産地馬体検査はこの後、13日に新ひだか町のJBBA日本軽種馬協会北海道市場で実施。こちらでは約130頭が受検することになっている。