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Aiba静内で2012Aiba祭が行われる

  • 2012年05月31日
  • 今年最初の開催となったAiba祭
    今年最初の開催となったAiba祭
  • 会場前には焼鳥、お好み焼きなどの屋台が並んだ
    会場前には焼鳥、お好み焼きなどの屋台が並んだ
  • ホッカイドウ競馬ミニ場外発売所のAiba静内
    ホッカイドウ競馬ミニ場外発売所のAiba静内

 5月30日、新ひだか町のホッカイドウ競馬ミニ場外発売所「Aiba静内」に隣接するさくらセレモニーホールにおいて、ホッカイドウ競馬応援イベント「2012Aiba祭」が行われた。

 Aiba祭は新ひだか町、新冠町、しずない・みついし・新冠町各農業協同組合、静内・三石・新冠町各軽種馬生産振興会などで構成するホッカイドウ競馬支援事業実行委員会の主催。門別競馬場で開催しているホッカイドウ競馬の売上げ増を図るため毎年実施している。

 今年最初の開催となったこの日は、仕事帰りのサラリーマンや軽種馬関係者などが夕暮れとともに連れ立って続々と来場。会場に用意された椅子はあっという間に満席となり、メインレースの頃には大勢で賑わった。

 会場では焼鳥やわたあめ、手打ちそば、お好み焼きなどの屋台も出店。来場者は舌鼓を打ちながらレースを楽しんだ。

 当日は馬券購入者を対象に生ビールの割引販売や当たり馬券でティッシュを提供。11レースでは協賛レースの「Aiba静内祭(まつり)特別」を実施したほか、最終レース終了後にはテレビや旅行券、地場産米などが当たる大抽選会が行われた。

 実行委員会のメンバーである西村和夫静内軽種馬生産振興会長は「ホッカイドウ競馬の売上げは伸びてますが、南関東などの道外場外に依存しているのが現状で、Aibaの売上げは下がってきています。イベントを行うことで今一度、Aibaのお客さんを増やしたいと考えていますので、関係者一丸となって取り組んでいきたい」と話していた。

 今年のAiba祭は5月から10月まで毎月1回の合計6回開催する予定。今後は6月28日、7月26日、8月30日、9月27日、10月25日に行われる。