馬産地ニュース

北海道トレーニングセールの調教VTR撮影が行われる

  • 2012年04月18日
  • 颯爽と馬場を駆け抜ける上場予定馬
    颯爽と馬場を駆け抜ける上場予定馬
  • 3日間に渡り行われた調教VTR撮影
    3日間に渡り行われた調教VTR撮影
  • 撮影に備えウォーミングアップする上場予定馬
    撮影に備えウォーミングアップする上場予定馬
  • 撮影を見守る上場予定馬の関係者たち
    撮影を見守る上場予定馬の関係者たち

 5月21、22日にJRA札幌競馬場で日高軽種馬農業協同組合が開催する、「北海道トレーニングセール」の調教VTR撮影が4月14、16、17日、新冠町の日高軽種馬共同育成公社で行われた。

 調教VTR撮影に臨んだのは上場予定馬207頭のうちの166頭。初日の14日は78頭、16日は64頭、17日は24頭が撮影された。15日は濃霧のため中止となった。

 上場予定馬は2頭の併せ馬や単走など、販売申込者側の思惑に沿って追い切り。ラスト1ハロンが計測された。

 3日間を通しての1番時計は、上場番号181番のブライティアナイルの10(牝、父サクラバクシンオー)。単走でラスト1ハロンを11.29秒で駆け抜けた。

 撮影を終えた騎乗者たちは口々に「例年に比べて砂が深いので、タイムがでにくい」と渋い顔。それでも「セールまでまだ1か月あるので、本番ではもっと良い走りを見せられるでしょう」と意欲を見せていた。

 撮影の模様はDVDに編集され、5月上旬までに購買関係者へ配布。日高軽種馬農業協同組合のホームページにもアップされるという。