アロースタッドで種牡馬展示会が行われる
2月20日、新ひだか町静内のアロースタッドで毎年恒例の種牡馬展示会が行われた。
午前10時20分より始まった展示会には約400人が集まり、魅力あふれるラインナップに熱い視線が注がれた。トップバッターは新種牡馬のビービーガルダンで、坂東牧場の坂東正積社長がPRに駆けつけ、マイクをとった。同馬は2009年の阪急杯(G3)、キーンランドカップ(G3)の勝ち馬で、芝短距離G1で2着が2度ある。本年度限り種付け料が無料という条件も後押しし、来場者はその馬体をまじまじと見つめていた。
続いて、新入厩馬パーソナルラッシュが登場。こちらは父ワイルドラッシュ譲りのパワフルな動きで周回。綺麗にたてがみを編み込みながらも、種牡馬らしい威圧感のある風貌で、改めて顔を売っていた。その後はG1(Jpn1)馬を送り出したサウスヴィグラス、タイキシャトル、自身がG1馬のスズカフェニックス、スズカマンボ、フサイチリシャール、地方競馬ファンゆかりのアジュディミツオー、トーホウエンペラーなどが展示され、トリは産駒トランセンド、クラーベセクレタらが活躍中のワイルドラッシュが務めた。
展示会終了後にはプレゼント抽選会を実施し、馬具、ホテル宿泊券のほか、フサイチホウオー、フサイチリシャール、パーソナルラッシュ、バランスオブゲームの種付無償権利株が賞品として用意され、当選した方は舞い込んだ幸運に笑みをこぼしていた。