JBBA静内種馬場で種付け安全祈願祭が行われる
2月から始まる種付シーズンを前にした1月27日、新ひだか町の日本軽種馬協会(JBBA)静内種馬場において、種付け安全祈願祭が行われた。
この祈願祭はシーズン前のスタリオンにとって人馬の安全を祈願する重要な行事。当日は中西信吾場長やスタリオンスタッフ、荒木正博副会長理事や役員、JBBA研修生など約40名が出席し、種付け所に設けられた祭壇に玉櫛を捧げた。
JBBA所有種牡馬は今年、年頭から大活躍。1月5日に東西で行なわれた金杯では、エンパイアメーカー産駒のフェデラリストが中山金杯(G3)に、チーフベアハート産駒のマイネルラクリマが京都金杯(G3)に優勝。また、海の向うではBCレディースクラシック(G1)、アラバマS(G1)などを制したロイヤルデルタが2011年エクリプス賞最優秀3歳牝馬を受賞、ヨハネスブルグは米チャーチルダウンズ競馬場から表彰を受ける栄誉を得た。
中西信吾場長は「お陰様で年明け早々から吉報が届き、嬉しい気持ちでいっぱいです。種牡馬たちも毎日乗り運動などを行い体調は良好。万全の態勢でシーズンを迎えられそうです。2月20日の種牡馬展示会では、種牡馬たちの元気な姿を見ていただけると思います。これから気の抜けない日々が続きますが、人馬とも怪我なく過ごして行きたいですね。皆様からの配合申し込みをお待ちしています」と自慢の種牡馬たちを誇らしげに見つめていた。