11月23日、JRA札幌競馬場で「ターフ・イルミネーション2011」が行われた。

　この日は競馬場の駐車場が無料開放され、祝日ということも手伝ってか、家族連れの車であっという間に埋め尽くされた。館内ではターフビジョンと場内モニターで映画を上映する「ターフシアター」やビンゴ大会、また、子供を対象としたクリスマス工作教室や、けん玉、コマといった昔遊びコーナーなど様々なイベントが行われていた。

　また館内ではパンなどや駄菓子が並ぶフードコーナー、屋外では屋台や移動キッチンによるラーメン、ピザなどを販売する「桑園ホットキッチン」などのグルメスポットも用意され、遅いランチを楽しもうという人たちが長い列を作っていた。

　メインイベントである約10万個のLED照明を使ったターフ・イルミネーションは、競馬場正門前のロータリーエリアに設置され、午後4時半の点灯式の前にはツリーの周りに多くの人垣ができあがっていた。

　点灯式には北海道日本ハムファイターズのマスコットキャラクターである「B・B」がサンタクロースの姿で登場。カウントダウンと共にスイッチが押されると、ツリーの点灯と共に花火が打ち上げられ、その幻想的な光景に至るところで歓声とシャッター音が鳴り響いていた。

　ターフ・イルミネーションは有馬記念が行われる12月25日まで点灯される。また、札幌競馬場では26日から「G1　WINTER　CHANCE」としてG1開催週の土曜・日曜にスタンプラリーを開催。スタンプを3つ集めると有馬記念当日の抽選会に参加することができ、加湿空気清浄機やデジタルカメラなどが当たる。