北海道日高装蹄師会の秋期装蹄技術向上研修会が行われる
11月1日、新ひだか町の北海道市場2階大会議室において、北海道日高装蹄師会(武田英二会長)の「秋期装蹄技術向上研修会」が行われた。
北海道日高装蹄師会は日高、胆振で開業する装蹄師などで組織。普段は繁殖牝馬、当歳馬、育成馬、競走馬と様々なタイプの馬のフットケアに従事している。
10月17、18日に栃木県宇都宮市の社団法人日本装蹄師会装蹄教育センターで行われた「全国装蹄競技大会」では会員の中舘敬貴さん(ノーザンファーム勤務)が優勝。北海道に初めて優勝旗を持ち帰った。
研修会の冒頭、10回目の出場にして悲願の優勝を果たした中館さんは「会員の皆様のサポートもあり優勝できました。これからも精進して頑張っていきます」と凱旋挨拶。会員から温かい拍手が贈られた。
研修会ではJRA日本中央競馬会競走馬総合研究所の桑野睦敏氏、社団法人軽種馬育成調教センターの小林光紀氏、社団法人日本軽種馬協会静内種馬場総合研修センターの田中弘祐氏の3名が、スライドを用いて講演。出席した会員らは装蹄にまつわる最新事情や最先端技術、症例などについて多くの知識を吸収していた。