種牡馬DVDの撮影が行われる
9月29日、新ひだか町のアロースタッドで、社団法人日本競走馬協会(以下JRHA)が制作する種牡馬DVDの撮影が行われた。
JRHAは2007年から種牡馬の立ち姿、ウォーキングなどを映像に残す「種牡馬DVD制作事業」を実施。映像という新たな種牡馬情報を生産者などに提供するとともに、優良種牡馬の映像データの蓄積を目的としている。DVDの映像はJRHAのホームページでも公開。国内・海外を問わず、多くの関係者も見ることができる。
DVDには約100頭の種牡馬を収録。今年は9月から約50頭の撮影が始まった。しかし、悪天候が続いたため撮影スケジュールは大幅に変更。各種馬場の撮影は当初の予定より大きく遅れ、関係者は気をもんだ。
この日のアロースタッドでは新種牡馬のバトルプラン(牡6歳、父エンパイアメーカー)と供用2年目のアジュディミツオー(牡10歳、父アジュディケーティング)を撮影。2頭ともカメラマンのリクエストを難なくこなし、撮影は順調に進んだ。
撮影した映像は編集作業を行った後、「Stallions in Japan 2012」として完成。来年春にJRHA関係者などへ配布される。