グランシャリオナイター観戦ツアーが行われる
8月18日、IBBA胆振軽種馬農場協同組合中・西部振興会(徳武英介会長)主催による「ホッカイドウ競馬グランシャリオナイター観戦ツアー」が行われた。
ツアーは今年で3回目。過去2回はJR苫小牧駅発着で行っていたが、今回はAiba千歳のある千歳市民のファンにも「ホッカイドウ競馬をライブ観戦してもらおう」と初めて千歳市内発着で行われた。
ツアーの参加者は週刊競馬ブックや地元の新聞記事で募集。その結果、24歳から85歳までの総勢43名がツアーに参加した。
ツアー一行は千歳市の道の駅、サーモンパーク千歳を出発し、JR千歳駅を経由して門別競馬場へ到着。バス内ではツアーの説明や競馬新聞が無料で配布された。
競馬場では雨天のため、「とねっこ広場」で予定されていた生ラムジンギスカンが中止に。そのため、ツアー主催者は参加費用を全額返金したが、参加者からは苦情は出ず、逆に「このお金でさらに馬券が買える」と喜ぶ人もいたという。名物のジンギスカンは食べられなかったが、そのぶん競馬場のご当地グルメに舌鼓をうった。
この日はツアーの協賛競走として第10Rで「ナイター競馬ほのぼの観戦ツアー特別」を実施。ツアーに参加した千歳市在住の吉田美紀さんが表彰式でプレゼンターを務めた。
ツアー参加者は「是非、来年も実施して欲しい」「次回実施する際は1Rから競馬を楽しめる時間に出発して欲しい」「次からは案内を直接自宅に郵送して欲しい」「1000円で生の競馬を楽しめるなんて素晴らしい。参加して良かった」と大満足。
同振興会は「今回は千歳市民のファンを新たに開拓するために企画したところ、多くの方々に参加していただきました。雨の中でしたが、皆さん競馬を楽しんでいただいたようなのでよかったです」と話していた。