馬産地ニュース

(株)レックスが東日本大震災の復興支援活動を報告

  • 2011年08月18日
  • 総額96万円を被災地へ寄付した(株)レックス
    総額96万円を被災地へ寄付した(株)レックス
  • 被災地の復興に協力したマツリダゴッホ。今シーズンは120頭に種付けを行った
    被災地の復興に協力したマツリダゴッホ。今シーズンは120頭に種付けを行った
  • 馬房で暑さをしのぐスクリーンヒーロー。今シーズンは73頭の種付けを行った
    馬房で暑さをしのぐスクリーンヒーロー。今シーズンは73頭の種付けを行った
  • 23頭の繋養種牡馬が復興支援に尽力したレックススタッド
    23頭の繋養種牡馬が復興支援に尽力したレックススタッド

 新ひだか町の(株)レックス(岡田牧雄代表)は8月、東日本大震災の復興支援活動(前納復興支援種付料)に関する御礼と報告を行った。

 (株)レックスは同社が事務局を務めるレックススタッド繋養種牡馬の種牡馬所有者の賛同のもと、マツリダゴッホ、スクリーンヒーローなど23頭の種牡馬に復興支援種付料を設定。前納の種付料(フリーリターン特約付き)の10%を復興支援金として、岩手県、宮城県、福島県の各県庁災害対策本部へ送金した。

 復興支援金は種付シーズン終了となる7月末まで毎月月末に送金。(株)レックスの義援金を含め総額で96万円、各県に32万円ずつ送られた。

 (株)レックスでは「被災された方々に馬産地から何かできないかと考え、今回の復興支援活動を行ったところ、種牡馬所有者、生産者、馬主の皆様のご協力もあり貴重な義援金が集まり、感謝しております。東日本大震災で被災された方々には心よりお見舞い申し上げるとともに、被災地域の一日も早い復興をお祈り申し上げます」と話している。