馬産地ニュース

門別競馬場で「夏のケイバまつり」が行われる

  • 2011年08月12日
  • トークショー
    トークショー
  • 流鏑馬
    流鏑馬
  • ウニモグ体験乗車
    ウニモグ体験乗車
  • ポニー乗馬・ポニー馬車には3日間で約500人の子供たちが参加
    ポニー乗馬・ポニー馬車には3日間で約500人の子供たちが参加
  • 新マスコット「ナナセちゃん」と馬女ネットの皆さん
    新マスコット「ナナセちゃん」と馬女ネットの皆さん

 8月9日~11日、門別競馬場では「夏のケイバまつり」が行われ、場内では様々なイベントが催された。

 9日はホッカイドウ競馬の新マスコット「ナナセちゃん」のデビューイベントが行われた。「ナナセちゃん」は“馬女ネット”こと日高女性軽種馬ネットワークの皆さんが中心となって制作し、今回、パートナーの「ホクトくん」と共にファンに挨拶した。馬女ネットの皆さんは馬にまつわる絵本読み聞かせや、ナナセちゃんとの記念撮影会を実施し、お子様連れの来場者を楽しませていた。

 同会の高村洋子会長は、「ナナセちゃん制作にあたっては大勢の方に募金協力いただき、改めてホッカイドウ競馬を応援してくれる人の多さを実感しました。ホッカイドウ競馬の新マスコットとして、多方面で登場する機会を作って、ホッカイドウ競馬PRにつなげていきたいと思います。」と、新マスコットを通じての活動展開に意欲を燃やしていた。

 馬場では9日にウエスタンショー(協力:DJ-Ranch)、10日に北海道和種馬による流鏑馬(流鏑馬競技連盟)が披露され、来場者は人馬の巧みな演技に目を凝らしていた。また、好評「ウニモグ体験乗車」も実施。こちらは3日間通じて行われ、参加者に馬場整備車両に乗ることができる特別プランを提供。貴重な光景を記録に残そうと、今回もカメラを持って車窓からの眺めを撮影する参加者が目立っていた。

 苫小牧からお越しの40代男性は家族で参加し、馬場を回ってきた。「初めて乗車しましたが、コース上からの眺めが素晴らしく綺麗でした。レース直後とあって馬場は想像以上にボコボコしていて、車が揺れていました。一緒に乗った子供たちも喜んでいました。」と、感想を話してくれた。

 開門から晴天に恵まれた11日は1,738人が来場。とねっこ広場では「ことみ×高山秀樹×古谷剛彦のブリーダーズゴールドカップ予想トークバトル」、「2011年サッポロビールイメージガール 葉月ミカさんの浴衣撮影会」などが行われ、お祭りムードを盛り上げた。ジンギスカンコーナーは満席状態で、特産品や食べ物を求めて出店には列が絶えなかった。JBC駐車場はあっという間に満車となり、第2駐車場も大半を埋め尽くしたほど。場内は若者グループやカップル、子供連れがいつも以上に多く、門別競馬場がレジャースポットとして認知度・人気が上がっていることを実感させた。

 8月のグランシャリオナイターは後半の週にも重賞が組まれており、見逃せないレースが満載。是非、夏の思い出作りに門別競馬観戦をお勧めしたい。