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JRA北海道シリーズ函館開催が終了

  • 2011年08月08日
  • 四位騎手と横山典弘騎手
    四位騎手と横山典弘騎手
  • 多くのファンが馬場開放を楽しんだ
    多くのファンが馬場開放を楽しんだ
  • 多くのファンが馬場開放を楽しんだ~2
    多くのファンが馬場開放を楽しんだ~2

 JRA北海道シリーズの函館開催が、8月7日にフィナーレを迎えた。

 この日のメインレースでは、今年JRA最初の2歳重賞競走となる、第43回函館2歳ステークス(G3)が行われ、新種牡馬アドマイヤムーン産駒のファインチョイス(牝2、領家厩舎、浦河・富田牧場生産)が優勝。父アドマイヤムーンは、本年度に産駒をデビューさせた種牡馬で、最も早い重賞馬の父となった。

 全レース終了後には芝コースの開放と、その芝コース内でジョッキートークショーが行われ、北海道シリーズの常連として夏シーズンは20年以上北海道に訪れている横山典弘騎手と、四位洋文騎手が今年の函館開催や函館競馬場の思い出を語っていた。

 横山典弘騎手は、「昔は調整ルームの場所が遠くて、朝の調教に出てくるのが大変でした。でも、四位騎手など競馬をよく知る騎手たちとレースだけでなく、普段から競馬の話ができるので、非常に勉強になる場所でもあります」と話していた。

 最後にファンへのコメントを求められると、四位騎手は、「函館は大好きな場所ですし、来年はここに多くのファンが集まってもらえるように、ここにいる皆さんが競馬を知らない人を競馬場まで誘って欲しいです」と話し、多くの拍手を集めていた。

 JRA北海道シリーズは8月13日から札幌競馬場に場所を移し、14日にはクイーンS(G3)が、また21日には札幌記念(G2)が行われる。