馬産地ニュース

第36回東北馬力大会 馬の里遠野大会【宮城案内所】

  • 2011年06月29日
  • 第36回東北馬力大会
    第36回東北馬力大会
  • レースの模様
    レースの模様
  • レースの模様
    レースの模様
  • レースの模様
    レースの模様
  • 会場内の様子
    会場内の様子
  • 復興支援Tシャツの販売が行われた
    復興支援Tシャツの販売が行われた

 馬の里遠野大会が平成23年6月26日(日)小雨の中午前9時より開催された。

 遠野は古くから馬産地として栄え馬と人間が共に住む「南部曲り家」や馬にまつわる文化があるという。馬力大会は山から木を切り出す地駄引きの技術が生きているのだという。今大会に東北各地から力自慢の馬達が集まり手塩に育て調教した馬と馬主が人馬一体になった大会が小雨降る中、震災を吹き飛ばすような沢山の観客が会場に詰めかけ多くの露店が並び大盛り上がりの馬力大会になった。

 競技は1レースから8レース4コースに分かれ行われた。種目別2才で100貫・3才180貫・4才200貫・5才220貫とそりの積載量がちがう!4流馬200貫・3流馬220貫・2流馬240貫・1流馬260貫の積載量。近くで見る馬の大きさ!そりを引く力強さは迫力満点です。コースは直線150m障害が1m・2.5mの二つの障害があり特に2ヶ所目の障害を疾走するさまは人馬一体になる姿が勇壮そのもので、観客の声援もピークまで達し大盛り上がりでした。

 昔から東北地方は馬と縁の深いゆかりの場所であり馬産地としても有名。東北地方にはこのような馬のイベントが沢山あります。

 今回の震災から3ヶ月半、馬のイベントが開催できない所もありましたが、今大会の関係機関の方々の努力、東北の人達の熱い思いがあってこそ第36回の東北馬力大会が大盛況の中に無事開催されたのだと思います。

 まだまだ震災で大変な所は沢山ありますが、東北の皆さん!今回の馬力大会のように力強さと東北特有の粘り強さで乗り越えていきましょう。

 ガンバレ日本!がんばろう!東北!