馬産地ニュース

北海道地区第2回産地馬体検査2日目が行われる

  • 2011年06月22日
  • ずらりと並んだ馬運車と検査を待つ2歳馬たち
    ずらりと並んだ馬運車と検査を待つ2歳馬たち
  • JRA職員の特徴検査を受ける2歳馬
    JRA職員の特徴検査を受ける2歳馬
  • フサイチパンドラの初仔(牡、父シンボリクリスエス)
    フサイチパンドラの初仔(牡、父シンボリクリスエス)
  • ヤマカツスズランの産駒(牡、父アグネスタキオン)
    ヤマカツスズランの産駒(牡、父アグネスタキオン)

 JRAの北海道地区第2回産地馬体検査の2日目が6月22日、新ひだか町のJBBA日本軽種馬協会北海道市場で行われた。

 産地馬体検査最終日となったこの日は、日高地区からだけでなく、胆振地区からも社台ファーム、ノーザンファーム、追分ファームの育成馬も受検。1日で200頭弱の若駒が競走馬登録のための検査を受けた。

 前日の浦河とは受検頭数が倍近く多いことから、検査開始時間の午前9時頃には馬積み降ろし場に馬運車が何台も到着。一時は検査待ちの行列ができるほど混雑した。

 この日の検査には、2009年のセレクトセール当歳で8190万円(税込)の値が付けられたエリザベス女王杯勝ち馬フサイチパンドラの初仔(牡、父シンボリクリスエス)や、JRA2歳女王ヤマカツスズランの産駒(牝、父アグネスタキオン)らが登場。ヤマカツスズランの2歳産駒を育成する新ひだか町・ヤマダステーブルの藤原達也場長は「育成場に来た頃はひ弱さが見られたが、どんどん良くなってきました。血統馬なんで楽しみですね」と期待していた。