ホッカイドウ競馬の騎手が札幌競馬場で募金活動を行う
3月11日の東日本大震災における被災者への支援として、ホッカイドウ競馬に所属する騎手たちが24日に札幌競馬場で募金活動を行った。
この日、札幌競馬場の正門前に並んだ23名の騎手と、期間限定騎乗を行うこととなった本田忠成騎手(川崎)と寺地誠一騎手(兵庫)、そしてマスコットキャラクターのホクトくんは、メインレースとなった皐月賞(G1)を見終えた競馬ファンに対して募金を呼びかけた。
ホッカイドウ競馬のスタージョッキーたちの姿を見たファンは、進んで募金を申し出ただけでなく、「今シーズンも頑張ってください」と声をかけたり、握手や写真撮影を求める姿もみられた。
北海道調騎会騎手部会の会長である佐々木国明騎手は、「震災の後、すぐに騎手会で何かできることはないかと考え、この日に募金活動を行うことを決めました。被災地の一刻も早い復興を祈ると共に、自分たちも何か役立てられることがあるように活動を続けていきます」と話していた。集められた義援金は日本赤十字社を通じて被災地へ寄付される。また、ホッカイドウ競馬では開幕日となる29日にも、門別競馬場で募金活動を行う予定となっている。