HBA日高軽種馬農協が義援金を寄付
4月15日、HBA日高軽種馬農協(荒木正博組合長)は、東日本大震災の義援金を新ひだか町を通じ日本赤十字社へ寄付した。
震災の被害を受けた地域は、軽種馬生産者にとっても身近で、この地域には軽種馬関係者はもちろんのこと、馬産業に携わる人も多い。また、今回の震災は、軽種馬関係者に限らず広範囲に渡っていることから、被災地に対しHBAでも手伝えることはないかと考え、日高管内8地域の軽種馬生産振興会の協力を得て、3月26日から4月5日まで義援金の取り纏めを行った。
期間中に集まった義援金は218万8000円。さらにHBAでは本年計画していた創立50周年記念事業の予算を見直し、200万円を義援金に支出することにした。
この日は荒木正博HBA日高軽種馬農協組合長、木村貢副組合長、中山一寿日高軽種馬振興会長連絡協議会会長らが新ひだか町役場を訪問。日本赤十字社北海道支部日高地区新ひだか町分区長である酒井芳秀新ひだか町長に合計418万8000円の義援金を手渡した。
荒木組合長は「日高でも平成15年の台風10号で河川が氾濫し被害を受けた際に、多くの皆様から支援を受けました。今回はその恩返しがしたい」。
酒井町長は「町内にも被災地から15名の避難者が来ています。義援金を早くお届けして1日も早い復興を願いたい」と感謝していた。