馬産地ニュース

2011年JBBA生産育成技術者研修の開講式が行われる

  • 2011年04月05日
  • 夢と希望に燃える第33期生12名
    夢と希望に燃える第33期生12名
  • 式辞を述べる松本豊日本軽種馬協会事務局長
    式辞を述べる松本豊日本軽種馬協会事務局長
  • 研修への思いを誓った研修生宣誓
    研修への思いを誓った研修生宣誓
  • 1年間の学び舎となる研修所。ここで共同生活を行う
    1年間の学び舎となる研修所。ここで共同生活を行う

 JBBA日本軽種馬協会の2011年(第33期)生産育成技術者研修の開講式が4月5日、新ひだか町のJBBA静内種馬場研修所で行われた。

 33期生は40名の応募者の中から選考試験をパスした男性9名、女性3名の合計12名。年齢は18歳から24歳で、福岡、京都、東京、千葉、埼玉、群馬、福島、青森など全国から集まった。

 開講式には松本豊日本軽種馬協会事務局長、中西信吾場長や来賓、33期生の父兄などが出席。研修生一人一人が紹介された後、中西場長が高らかに入講を許可した。

 松本局長は河野洋平日本軽種馬協会会長の式辞を代読。来賓の北村健日高振興局長は「1年間の研修を通し、強い馬づくりの原動力としてたくましく成長してください」と激励した。

 最後に研修生を代表して千葉県出身の葛西萌さんが宣誓。「我々33期生一同は経験あるなしに関わらず、一から馬のことを学び、そして愛し、競馬産業において強い馬づくりを目指し、努力することを誓います」と決意を新たにした。

 同研修の期間は来年3月までの1年間。馬の基礎、馬学、繁殖学、基本馬術、競走馬術、調教馬術、堆肥造成、厩舎清掃、草地管理、手入れ管理実習、せり馴致実習などの講義、実技、実習を通し、ホースマンとしての知識を習得していく。