HBA日高軽種馬農協浦河種馬場跡地に浦河洗浄施設が完成
HBA日高軽種馬農協浦河種馬場跡地に浦河洗浄施設が完成し、12月27日午前、修祓式がとりおこなわれた。
式には荒木正博同農協代表理事組合長のほか、池田拓浦河町長(代理出席)、朝井洋JRA日高育成牧場場長、同町議会議員、谷川貴英同軽種馬生産振興会会長など約50人が出席し、浦河神社の神事に従い、玉串を奉納して、洗浄施設の完成を祝った。
荒木組合長は「浦河種馬場は昭和40年代に建設されて以来、トウショウボーイやイエローゴッドなどをけい養して生産界の発展に大いに役立ってきました。その跡地に生産の第1歩ともいえる洗浄施設が完成したことは大変に喜ばしいこと。強い馬づくりに役立ててほしい」とあいさつした。
洗浄施設とは、文字どおりに繁殖牝馬の子宮洗浄を行なうところで、子宮炎などの病気予防や不妊治療、あるいは早期胚芽死の場合などを目的としている。健康な仔馬を効率よく生産するためには必要な施設だ。
本巣俊光同建設委員長は「まだ整備しなければならない部分もありますが、地元生産者の意欲を掻き立てる意味でも必要な施設だと思っています。今後は、多くの方々の意見を取り入れながら、よりよい施設にしていきたい」と満足そうだった。