馬産地ニュース

北海道オータムセールが開催

  • 2010年10月25日
  • 最高価格馬の♯428
    最高価格馬の♯428
  • 牡最高価格馬の♯349
    牡最高価格馬の♯349
  • せり風景
    せり風景
  • HBA荒木正博代表理事組合長の挨拶
    HBA荒木正博代表理事組合長の挨拶
  • トップバイヤーの中国から参加した張さん
    トップバイヤーの中国から参加した張さん

 2010年シーズン最後の競走馬市場「北海道オータムセール」が、10月18日(月)~21日(木)の4日間、新ひだか町のJBBA北海道市場で開催された。

 日高軽種馬農業協同組合主催の同セールに上場されたのは1歳馬823頭(牡381、牝442)で、売却頭数は407頭(牡226,牝181)、売却率は49.45%(前年比4.69ポイントプラス)だった。
 
 総売上額は1,123,153,500円(税込)で前年比169,753,500円の増加となり、市場主催者も満足する結果となった。平均価格も2,759,591円で(前年比4,099円増)、買い手市場ながらも下げ止まりの様相を見せた。

 最高価格馬は父ダイワメジャー,母アークティックシルク(GB)の牝駒で,16,905,000円で神奈川県の池谷誠一氏に購買された。牡の最高価格馬は父ジャングルポケット,母レインボーデザイアの産駒で,14,700,000円で安平町のノーザンファームに購買された。

 団体購買はJRA日本中央競馬会が牡2頭で総額16,590,000円。東京都馬主会が牡12頭で総額22,323,000円。広島県馬主会が14頭(牡4、牝10)で総額21,735,000円。石川県馬主協会が8頭(牡2、牝6)で総額19,225,500円。市場を盛り上げた。

 海外流通の面では、シンガポールから来日した外国人バイヤーが牝3頭を10,290,000円で、また初めて北海道市場に参加した中国人バイヤーが18頭(牡6、牝12)を47,355,000円で落札した。