オグリキャップの馬碑が完成
7月3日に放牧中の事故のため、25歳で死亡したオグリキャップ(父ダンシングキャップ)の馬碑が、同馬が繋養されていた新冠町の優駿スタリオンステーション内にある優駿メモリアルパークに完成し、10月8日から一般公開された。
オグリキャップは1980年代後半から90年代前半に、競馬ブームを巻き起こした国民的アイドルホース。公営笠松から中央に移籍しG1レース4勝を挙げ、“芦毛の怪物”と称された。
同パーク内の馬碑には馬名や戦績のほか、在りし日の姿を刻印。優しい目でファンを迎えてくれている。
7日に行われた除幕式には事務局(株)優駿の村田繁實代表、同SSの高瀬良樹代表ら関係者約20名が参列。墓前に献花し、改めて冥福を祈った。
事務局の(株)優駿では「死亡してから多くのファンが全国から献花に訪れていましたが、満足な対応ができず苦慮していました。これからはいつでもオグリに会いにくることができます」と胸をなでおろしていた。
なお、ファンや関係者から要望が強かった馬像についても建立することが決定。設立委員会を結成し、計画を進めるという。設置場所は同パーク内が有力視されている。