タイキシャトルがアロースタッドに再入厩
浦河町のイーストスタッドに繋養されていたタイキシャトル(牡16歳、父デヴィルズバッグ)が10月1日午前、新ひだか町のアロースタッドに再入厩した。同馬は今後、2011年シーズンから2シーズン、同スタッドで種牡馬生活を送る。
タイキシャトルは1994年生まれの米国産馬。1997年にはマイルチャンピオンシップ(G1)、スプリンターズS(G1)を制し、JRA最優秀短距離馬のタイトルを、1998年には安田記念(G1)、ジャックルマロワ賞(G1)、マイルチャンピオンシップ(G1)を制覇し、JRA年度代表馬、最優秀古牡馬、最優秀短距離馬に輝いた。
現役引退後の1999年にイーストスタッドとアロースタッドを2年おきに移動する国内シャトルスタリオンとして種牡馬入り。NHKマイルC(G1)優勝馬ウインクリューガー、フェブラリーS(G1)優勝馬メイショウボーラーなどのG1ホースを送るトップ種牡馬として人気を集めている。
2年ぶりにアロースタッドへ帰ってきた同馬は、慣れた様子で馬運車から降車。涼しい顔で用意された馬房へ入っていった。バトンを受け取ったアロースタッドの本間一幸主任は「シーズンオフで少しふっくらしていますが、相変わらず良い馬体をしていますね。これからも日高を代表する種牡馬として頑張ってほしい」と頼もしい相棒との再会を喜んでいた。