静内で功労馬慰霊祭が行われる
9月17日、新ひだか町静内の桜舞馬公園(オーマイホースパーク)で、静内軽種馬生産振興会(西村和夫会長)主催の「功労馬慰霊祭」が行われた。
この慰霊祭は地元静内に所縁のある種牡馬、繁殖牝馬といった功労馬を讃える同振興会の恒例行事。毎年、9月17日に執り行われている。
慰霊祭には町関係者、HBA日高軽種馬農協理事、振興会員、近隣のスタリオン関係者などが参列。同公園の馬魂碑に祭られた祭壇の前に玉櫛をささげ、馬産振興に貢献した功労馬たちに感謝の意を表した。
西村会長は「今日1日は静内に所縁のある功労馬に感謝の気持ちを忘れないで過ごしたい」と挨拶。また7月に死亡した“芦毛の怪物”オグリキャップにも触れ「競馬ブームを作ったアイドルホース。地域を越えて感謝したいです」と冥福を祈った。
桜舞馬公園にはテスコボーイの馬像のほか、種牡馬の墓石、功労繁殖牝馬之碑などが点在。今年は新たに桜花賞馬エルプス、マツリダゴッホの母ペイパーレイン、メリーナイスの母ツキメリーといった繁殖牝馬が、功労繁殖雌馬之碑に刻銘されたほか、5月にレックススタッドで死亡したヘクタープロテクター、7月に岡田牧場で死亡したヤマカツスズランの墓石が建立された。