馬産地ニュース

JBBA生産育成技術者研修の体験入学会が開かれる

  • 2010年08月11日
  • 乗馬を体験する参加者。先輩も優しく声をかけた。
    乗馬を体験する参加者。先輩も優しく声をかけた。
  • 32期生の騎乗振りを見学する参加者たち
    32期生の騎乗振りを見学する参加者たち
  • 見事な手綱捌きを見せる32期生たち
    見事な手綱捌きを見せる32期生たち
  • 種牡馬厩舎では中西信吾場長から説明を受けた
    種牡馬厩舎では中西信吾場長から説明を受けた
  • 種付所も見学。研修は生産から育成まで多岐にわたる。
    種付所も見学。研修は生産から育成まで多岐にわたる。

 JBBA日本軽種馬協会は8月9、10日の2日間、新ひだか町のJBBA静内種馬場で、「軽種馬生産育成技術者研修」の体験入学会を開いた。

 同研修は軽種馬の生産・育成関連の仕事に就業するための基礎となる知識、技術の習得を目的としたもの。寮で団体生活を送りながら、基本馬術、飼養管理、繁殖実習など、生産から育成までのノウハウを1年で学んでいく。

 9、10日の体験入学会では男子2名、女子1名の3名の高校3年生が参加。初日は敷地面積約65ヘクタールを誇る同種馬場内の種牡馬厩舎、種付所、軽種馬生産技術総合研修センター、研修所などを見学したほか、研修内容をまとめたビデオを鑑賞した。

 翌10日、寮に1泊した参加者は早朝からの厩舎作業を見学。さらに長靴に作業着姿で寝藁上げを体験した。朝食後は今年4月から研修に励む32期生11名の授業を見学。3名は4か月で見事な手綱捌きを見せる先輩たちを憧れのまなざしで見つめていた。

 体験入学の最後は引き馬による体験乗馬。乗馬未経験者だった先輩から「最初は全く乗れなかったけど教官の指導や仲間の励ましでここまで乗れるようになった」といった体験談を聞きながら馬の背中を味わっていた。

 体験入学会は8月20、21日にも実施。第2回には8名が参加を予定している。JBBA生産育成技術者研修の第33期研修は来年4月に開講。研修生の募集は8月2日から開始している。問合せ先は下記まで。

 

 JBBA日本軽種馬協会静内種馬場 

 〒056-0144

 北海道日高郡新ひだか町静内田原517

 tel:0146-46-2845

 fax:0146-46-2336

 ホームページ:JBBA日本軽種馬協会