馬産地ニュース

BTC研修の体験入学会が実施される

  • 2010年08月09日
  • 28期生の研修を見学する参加者たち
    28期生の研修を見学する参加者たち
  • わずか4か月の研修で手綱を見事に操る28期生たち
    わずか4か月の研修で手綱を見事に操る28期生たち
  • 体験入学会では研修施設や内容について教官から説明を受けた
    体験入学会では研修施設や内容について教官から説明を受けた
  • ホースシュミレーターを体験する参加者たち
    ホースシュミレーターを体験する参加者たち

 浦河町のBTC軽種馬育成調教センターで8月5日育成調教技術者養成研修の体験入学会が行われた。

 同研修は競走馬の育成調教技術者を養成するもの。研修期間は1年で、基本馬術、調教技術といった実技、一般馬学、栄養管理、学識者による講話などの学科を学んでいく。未経験者でも研修が終わる頃には調教ができるようになるようカリキュラムが組まれており、研修を終えた卒業生は育成技術者として活躍している。

 体験入学会は毎年8月に開催。今年は7月28日に東京競馬場で開かれた軽種馬業界上げての就業フェア「牧場で働こうフェアin東京競馬場」に専門ブースを設けたところ申込者が殺到したことから、当初予定していた2回(5、19日)に加え、26日も行うことになったという。

 第1回の5日の体験入学会には、女性1人を含む15歳から28歳までの14名が参加。最初に研修内容の説明を受けた参加者は、研修の際に生活する寮、研修施設、4月に入講した28期生が研修することころを見学。わずか4か月で馬を乗りこなす先輩たちの姿に驚きの声を上げた。午後からはホースシュミレーター、厩舎作業、乗馬を体験。夜には28期生との懇親会も開かれ、研修を受ける際の心構え、研修内容など熱心に質問する姿が見られた。

 「BTC育成調教技術者養成研修29期生」は来年4月開講。研修生の募集は8月2日から開始している。詳細はBTCホームページまで