2歳牝馬重賞リリーCはラスワロフスキーがレコードV
8月5日、門別競馬場では2歳牝馬による重賞、第7回リリーカップ(H3)[フジキセキ賞]が行われた。
兵庫から参戦のカラカルを含め、今年は12頭の牝馬が集結。早くから2歳戦が組まれているホッカイドウ競馬らしく、この時期にしてすでにキャリア4戦、5戦の馬も多数エントリーし、完成度の高い快速2歳馬による電撃の5ハロン戦が繰り広げられた。
レースは上位人気に推されたマツリバヤシとラスワロフスキーが序盤からレースを引っ張り、他馬が人気2頭を追いかける展開。最後の直線では2頭の叩き合いとなり、山口竜一騎手の叱咤激励に応えてラスワロフスキーが抜け出し、力強い足どりでゴール板を駆け抜けた。良馬場ながら勝ち時計は59秒6のレコード。2着にはマツリバヤシが粘り通し、好位からジワジワと脚を伸ばしたコーリンハッピーが3着に入った。
騎乗した山口竜一騎手は表彰式のインタビューで、「抜群のスタートで最後までよく踏ん張ってくれたと思います。馬に感謝しています。一戦ごとに力をつけてきていますし、これからも強いレースをしてくれると思いますので、応援宜しくお願いします。」と、笑顔を見せた。山口竜一騎手は同レース歴代最多の3勝目を挙げた。
ラスワロフスキーの生産は新ひだか町静内の友田牧場。過去には1993年の京都記念(G2)優勝馬パリスハーリーや、快速馬ニホンピロスタディを生産している。本馬の母ラジョワはアメリカ産馬で、母の母はフランスの重賞勝ち馬。本馬のおじにはジャパンカップ(G1)優勝馬ルグロリューがいる。本馬の兄弟には1歳に父アドマイヤムーンの牝馬が誕生しており、こちらにも注目が集まりそうだ。
レコードタイムをマークし、素晴らしいスピードと爆発力をまざまざと示したラスワロフスキー。ホッカイドウ競馬トップクラスの2歳牝馬として、今後の重賞戦線を盛り上げてくれそうだ。