鹿児島県軽種馬協会主催の「九州１歳市場」が8月3日に猛暑の中、鹿児島県の日本軽種馬協会九州種馬場で行われた。

　上場頭数は28頭(牡15頭、牝13頭)。売却頭数は13頭(牡8頭、牝5頭)。売却率は46.4％で前年比15.4％のアップ。総売上額は22,375,500円で前年の5,575,500円の33.2％アップと好成績を残した。

　最高価格馬は牡馬と牝馬それぞれ2,625,000円で取引された。上場番号33番父シニスターミニスター、母クラリスクリスの牡馬は矢野悦三氏に購買された。上場番号23番父ロドリゴデトリアーノ、母エイユーヴィーナスの牝馬はJRA日本中央競馬会に購買された。

　宮崎県を中心に発生した口蹄疫の影響で開催を延期した1歳市場であったが、無事に開催ができ終了したこと、結果が好成績だったこともあって、主催者は安堵の表情を浮かべていた。