馬産地ニュース

ブラックタキシードが移動

  • 2010年07月06日
  • ブラックタキシード
    ブラックタキシード

 2010年シーズンを浦河町のイーストスタッドで過ごしていたブラックタキシード(牡14歳、父サンデーサイレンス)が6月30日、日高町のブリーダーズスタリオンステーションに移動した。

  ブラックタキシードは、安平町のノーザンファームの生産馬。2歳夏に札幌競馬場でデビューし、通算成績は16戦4勝2着1回3着2回。セントライト記念(G2)に優勝したほか、プリンシパルS、ベンジャミンSにも勝って1999年のクラシックシーンを盛り上げた。5番人気で挑んだ菊花賞(G1)で大敗(14着)あとは脚部不安で長期休養。結局、4歳シーズンを丸々棒に振ることになって、エプソムC(G3)16着を最後に引退した。

  2002年から種牡馬になり、2008年の佐賀記念(Jpn3)優勝のチャンストウライや2006年の東京2歳優駿牝馬のブラックムーン、あるいは川崎競馬場のローレル賞勝馬エイコークックなど地方競馬の活躍馬を中心に、JRAのすずらん賞勝馬ベリーベリナイスなどを出している。

  来年は、10年目のシーズンを迎えることになる。