馬産地ニュース

第2回産地馬体検査が行われる

  • 2010年06月23日
  • ディープインパクト産駒のピクシープリンセス
    ディープインパクト産駒のピクシープリンセス
  • 産地馬体検査の様子~2
    産地馬体検査の様子~2
  • 産地馬体検査の様子~3
    産地馬体検査の様子~3
  • 産地馬体検査の様子~1
    産地馬体検査の様子~1
 22日、浦河・BTC会場で北海道地区の第2回産地馬体検査が行われた。

 この日、BTC会場では74頭の2歳馬が受験。第1回目に同じくこの会場で受験した2歳馬より数こそ減ったものの、仕上がりの面では第1回目の受験馬と遜色ない好素材馬たちが、特徴判定や採血、視力などをチェックされていた。

 2歳馬関係の媒体(POG)の出版ラッシュも終わったこともあってか、この日、会場に詰めかけたマスコミの数は、第1回目よりもかなり少なくなっていた。それでもこの検査で初めて姿を見せる良血馬に取材陣が集まるのは、前回と変わらない光景であり、取材への対応に慣れた牧場スタッフたちは、写真のために立ちポーズを取らせたり、現在の状態などの質問に答えを返していた。

 この日は、ディープインパクトの初年度産駒となるピクシープリンセス(牝2、母オータムメロディー)も会場に姿を見せた。折しも先日のメイクデビュー阪神では、同じディープインパクトを父に持つシュプリームギフト(牝2、栗東・池江泰郎厩舎)がデビュー。3着に敗れはしたものの、単勝では一番人気を集めたようにファンの注目度も高かったが、ピクシープリンセスに対するマスコミの注目度も、この日一番と言えた。

 この日の受験馬の中には、数日後に競馬場へと移動して、夏競馬でのデビューを目指すという声もスタッフから聞かれていた。第2回産地馬体検査の2日目は、23日静内。北海道市場にて行われる。