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ラブミーチャンの半弟ホクトが能検合格

  • 2010年04月02日
  • ラブミーチャンの半弟ホクト(牡2歳、父スズカマンボ)
    ラブミーチャンの半弟ホクト(牡2歳、父スズカマンボ)
  • 同

  • 同

  • 能力検査を無事に合格した
    能力検査を無事に合格した
 昨年のNAR年度代表馬ラブミーチャンの半弟ホクト(牡2歳、父スズカマンボ、母ダッシングハニー、母の父アサティス、若松平厩舎)が1日、道営ホッカイドウ競馬の能力検査を受検し、合格。競走馬への第一歩を踏み出した。

 スタートから好位を進んだホクトは、直線半ばでジョッキーに気合を入れられると、全身を使ってグイッとひと伸び。出走メンバー中最速の51秒3の好タイムでゴール板を駆け抜けた。スタンドから走りを見守った若松調教師は「まだまだ成長途上で姉と比べる段階ではないですが、実践向きの良いセンスを持っていますね。これからデビューに向けてしっかり鍛えていきたい」と期待を込めた。

 ホクトの生まれ故郷は、父スズカマンボと同じグランド牧場。これまで多くのスターホースを輩出してきた新ひだか町の名門だが、昨年はとくに地方2歳戦での活躍が目立った。ホッカイドウ競馬でビッグバンが「北海道2歳優駿」(交流Jpn3)勝ち。さらに、地方の2歳チャンピオンを決める「全日本2歳優駿」(交流Jpn1)では、1着ラブミーチャン、2着ブンブイチドウでワン・ツー決着となった。

 今春デビューの2歳世代もすでに10頭が能検をクリア。本年もシーズン序盤からグランド旋風が吹き荒れそうだ。
取材班