BTC育成調教技術者養成研修の開講式が行われる
BTC軽種馬育成調教センターの「第28期 育成調教技術者養成研修」の開講式が4月13日、同センター「軽種馬診療所」2階会議室で行なわれた。
育成調教技術者とは、文字どおりに競走馬になる前の若馬に競走馬としてのイロハを教え込むもの。ハミを慣らし、鞍を置き、そして人間を騎乗させて走ることを覚えさせる。
この研修制度は、軽種馬生産基盤の強化と軽種馬の資質向上には優れた騎乗技術者が不可欠と、同センターのオープンとほぼ時を同じく、平成4年の4月からスタートした。平成11年までは半年の研修期間で行なわれていたが、さらに高度な技術、知識を習得させるために、平成11年4月からの第15期生からは期間を1年間に延長して行なわれている。
応募資格は、中学卒業以上で30歳以下。体重は概ね60キロまでとしており、研修終了後に軽種馬の生産、育成業務に3年間以上は携わることの出来る人としている。
今回、入講を希望したのは45人。書類審査、面接などにより15歳から27歳までの21人(男性17人、女性4人)が選ばれた。
21人は今後、1年間の寮生活の中で、騎乗訓練や馬具の手入れ、飼葉の作り方といった基礎的な知識・技術の習得からはじまり、デビュー前の2歳馬に騎乗して実践的な騎乗訓練までを行なうほか、寮生活を通して様々なオリエンテーションや行事に参加してコミュニケーションを深めていく。
開講式には佐野美夫日高振興局産業振興部部長や池田拓浦河町長、山野辺啓JRA馬事部生産育成対策室長、朝井洋JRA日高育成牧場場長、中西信吾JBBA静内種馬場長などが出席して入講生を励ました。
山野辺室長は「競馬サークルの大きな目標のひとつに、世界に通用する馬づくりというのがあります。すでに日本の馬は世界とも伍して競馬を行なっていますが、強い馬づくりには終点がありません。その強い馬づくりには優れた騎乗技術は欠かすことができないものでもあります。多くの人や関係団体に支えられるこの研修制度を利用して、技術を習得してください。最初のうちは戸惑うことも多いと思いますが、仲間と励ましあいながら、1年間の研修を乗り越えれば、そののちは大きな達成感と自信がつくものと信じております」と励ました。
この研修制度を利用して昨年まで337人(うち女性41人)が馬産地へ巣立っている。
取材班
育成調教技術者とは、文字どおりに競走馬になる前の若馬に競走馬としてのイロハを教え込むもの。ハミを慣らし、鞍を置き、そして人間を騎乗させて走ることを覚えさせる。
この研修制度は、軽種馬生産基盤の強化と軽種馬の資質向上には優れた騎乗技術者が不可欠と、同センターのオープンとほぼ時を同じく、平成4年の4月からスタートした。平成11年までは半年の研修期間で行なわれていたが、さらに高度な技術、知識を習得させるために、平成11年4月からの第15期生からは期間を1年間に延長して行なわれている。
応募資格は、中学卒業以上で30歳以下。体重は概ね60キロまでとしており、研修終了後に軽種馬の生産、育成業務に3年間以上は携わることの出来る人としている。
今回、入講を希望したのは45人。書類審査、面接などにより15歳から27歳までの21人(男性17人、女性4人)が選ばれた。
21人は今後、1年間の寮生活の中で、騎乗訓練や馬具の手入れ、飼葉の作り方といった基礎的な知識・技術の習得からはじまり、デビュー前の2歳馬に騎乗して実践的な騎乗訓練までを行なうほか、寮生活を通して様々なオリエンテーションや行事に参加してコミュニケーションを深めていく。
開講式には佐野美夫日高振興局産業振興部部長や池田拓浦河町長、山野辺啓JRA馬事部生産育成対策室長、朝井洋JRA日高育成牧場場長、中西信吾JBBA静内種馬場長などが出席して入講生を励ました。
山野辺室長は「競馬サークルの大きな目標のひとつに、世界に通用する馬づくりというのがあります。すでに日本の馬は世界とも伍して競馬を行なっていますが、強い馬づくりには終点がありません。その強い馬づくりには優れた騎乗技術は欠かすことができないものでもあります。多くの人や関係団体に支えられるこの研修制度を利用して、技術を習得してください。最初のうちは戸惑うことも多いと思いますが、仲間と励ましあいながら、1年間の研修を乗り越えれば、そののちは大きな達成感と自信がつくものと信じております」と励ました。
この研修制度を利用して昨年まで337人(うち女性41人)が馬産地へ巣立っている。
取材班