日高装蹄競技大会が行われる
「蹄なくして、馬なし」ということわざ、格言があるように、馬という動物にとって蹄はとても大切でデリケートな部分である。近年ではその重要性が見直され、全国で装蹄競技大会なども行なわれるようになった。
馬産地・日高も例外でなく、4月8日に「第16回装蹄競技大会(主催・北海道日高装蹄師会)」が浦河町のJRA日本中央競馬会日高育成総合施設軽種馬装蹄所で開催された。この大会で上位4位までに入賞すると、10月に宇都宮で行なわれる全国装蹄競技大会に推薦されるとあって、日高・胆振管内から大会に出場した22歳から37歳までの8人の選手が真剣に腕を競い合った。
競技は3種目に分かれて行われた。
1.装蹄判断(所要時間25分)
馬1頭を8人の選手が立ち姿や歩様などから、装蹄判断を行う。
2.装蹄(所要時間45分)
競技用馬の装蹄用の造鉄前後各1個を作成し、それぞれを装蹄する。
3.単独造鉄(所要時間25分)
3分6鉄桿を用いて、前後各1個を作成する。
8人が2組に分かれて競い合い、審査の結果、浦河町の豊巻亮さん(32)が初優勝した。
ディープインパクト活躍の影に“カリスマ”といわれる装蹄師がいたことでもクローズアップされた装蹄師。装蹄とは、蹄にU字型の蹄鉄を打ちつけることを言うが、単に打ち付けるだけでなくその馬にあうように削蹄(さくてい)を施し、蹄鉄を微調整しながら打ち付ける。ミリ単位で行なわれるその作業は、まさに専門職人だ。蹄の大きさや形はそれぞれの馬で異なるために、その馬にあう装蹄を素早く判断し、行わなければならない。
3種目合計500点満点で採点が行われた結果は以下のとおり。上位4人は全国大会への出場が決まり、健闘を称えあった。
[部門賞]
装蹄判断部門賞 浦河町・大東正史
装蹄部門賞 苫小牧市・中舘敬貴、浦河町・豊巻亮(同点)
単独造鉄部門賞 新ひだか町・小池正浩
[総合]
優 勝 浦河町・豊巻亮(同点)
準優勝 浦河町・大東正史
3 位 苫小牧市・中舘敬貴
4 位 新ひだか町・小池正浩
取材班
馬産地・日高も例外でなく、4月8日に「第16回装蹄競技大会(主催・北海道日高装蹄師会)」が浦河町のJRA日本中央競馬会日高育成総合施設軽種馬装蹄所で開催された。この大会で上位4位までに入賞すると、10月に宇都宮で行なわれる全国装蹄競技大会に推薦されるとあって、日高・胆振管内から大会に出場した22歳から37歳までの8人の選手が真剣に腕を競い合った。
競技は3種目に分かれて行われた。
1.装蹄判断(所要時間25分)
馬1頭を8人の選手が立ち姿や歩様などから、装蹄判断を行う。
2.装蹄(所要時間45分)
競技用馬の装蹄用の造鉄前後各1個を作成し、それぞれを装蹄する。
3.単独造鉄(所要時間25分)
3分6鉄桿を用いて、前後各1個を作成する。
8人が2組に分かれて競い合い、審査の結果、浦河町の豊巻亮さん(32)が初優勝した。
ディープインパクト活躍の影に“カリスマ”といわれる装蹄師がいたことでもクローズアップされた装蹄師。装蹄とは、蹄にU字型の蹄鉄を打ちつけることを言うが、単に打ち付けるだけでなくその馬にあうように削蹄(さくてい)を施し、蹄鉄を微調整しながら打ち付ける。ミリ単位で行なわれるその作業は、まさに専門職人だ。蹄の大きさや形はそれぞれの馬で異なるために、その馬にあう装蹄を素早く判断し、行わなければならない。
3種目合計500点満点で採点が行われた結果は以下のとおり。上位4人は全国大会への出場が決まり、健闘を称えあった。
[部門賞]
装蹄判断部門賞 浦河町・大東正史
装蹄部門賞 苫小牧市・中舘敬貴、浦河町・豊巻亮(同点)
単独造鉄部門賞 新ひだか町・小池正浩
[総合]
優 勝 浦河町・豊巻亮(同点)
準優勝 浦河町・大東正史
3 位 苫小牧市・中舘敬貴
4 位 新ひだか町・小池正浩
取材班