馬産地ニュース

ライディングヒルズ静内で早春乗馬大会が開催される

  • 2010年03月02日
  • 大会の様子
    大会の様子
  • 人間ばんば
    人間ばんば
  • お馬でフルーツバスケット
    お馬でフルーツバスケット
  • スイーツ・パーティー
    スイーツ・パーティー
 2月28日、新ひだか町のライディングヒルズ静内で早春乗馬大会(主催 ライディングヒルズ静内、有限会社 加藤ステーブル)が行われた。

 外では時おり雪がちらつく中、会場の屋内馬場では「障害飛越競技」、「ジムカーナ」のほか、「人間ばん馬」や「お馬でフルーツバスケット」などバラエティに富んだプログラムが盛り込まれた。ランチタイムにはスイーツ・パーティーが行われ、参加者が持ち寄ったケーキやクッキー、プリンがテーブルを彩った。

 受験シーズンということで今大会では中高生の姿こそ少なかったが、地元の小学生や浦河町からの一般参加者も含め、総勢35名が参加した。

 スリーオペレーター号に騎乗し、障害飛越競技(80cm)の種目で見事優勝した金沢宗馬さんは、「優勝できて嬉しいです。ミスもありましたが、馬がカバーしてくれました。今日は自分としては75点ぐらいの出来だったので手放しでは喜べないですが、この経験を今後の糧にしていきたいです。」と、真摯な姿勢で結果を振り返っていた。表彰式では大きな拍手が送られた。

 審査員特別賞を受賞した鈴木千晴さんは、「頑張った甲斐がありましたね(笑)。技術は未熟ですが、今回も楽しく乗馬することが出来ました。親切にサポートしていただいたスタッフの皆さんに感謝しています。お昼に食べたスイーツもとてもおいしかったですし、アットホームな雰囲気が良いですね。是非また大会に参加したいと思います。」と、笑顔で感想を話してくれた。オスカーレ号と挑んだ「ウルトラジムカーナ」では第2位に入り、健闘が高く評価された。

 ライディングヒルズ静内統括責任者の栃窪直人さんは、「人馬共にケガなく終えることができて何よりです。夏の大会へ向けてのステップとして、参加者の皆さんには良い腕試しの機会になったと思います。スイーツ・パーティーでは沢山のケーキを持ち寄っていただき、皆さんの協力に感謝しています。親しみやすい雰囲気の中で乗馬を楽しんでいただけたら嬉しいですね。また、乗馬大会が皆さんの交流・出会いの場としても機能していけば幸いです。」と、今大会を振り返った。

 ライディングヒルズ静内では4月4日にグランドチャンピオン大会を予定している。
取材班

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