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メイショウサムソンの初仔が誕生

  • 2010年01月22日
  • 2冠馬メイショウサムソンの初仔
    2冠馬メイショウサムソンの初仔
  • 同

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 2006年の皐月賞、ダービーを制した二冠馬メイショウサムソン(牡7歳、父オペラハウス)の初仔が1月18日、新冠町の競優牧場で生まれた。

 その注目の初仔は母ワイルドサヴァンナ(父サンデーサイレンス)の鹿毛の牝馬。昨年の繁殖馬セールでメイショウサムソンを受胎して上場。同牧場によって競り落とされた繁殖から生まれ落ちた。

予定日より10日遅れての出産。「年末からカメラをつけて監視していたのですが、なかなか生まれず心配しました。生まれてからすぐ立ち上がりましたし母親も子育てが上手なので安心しています。どちらかというとメイショウサムソンに似ているかな」と同牧場スタッフの評価は高い。

 メイショウサムソンは05年小倉でデビュー。3戦目で勝ち上がると2歳時は7戦3勝の成績を収めた。3歳になるとスプリングS(G2)で重賞初制覇。続く皐月賞(G1)、ダービー(G1)も制覇し、クラシック二冠を達成した。古馬になってからは天皇賞(春)(秋)連覇を成し遂げるなど活躍。08年の有馬記念(G1)を最後に引退するまで常に王道を歩み続けた。

 現役引退後は安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬入り。種牡馬1年シーズン目は大きなアクシデントもなく101頭への種付けを行った。
取材班