12月13日、新ひだか町の乗馬施設ライディングヒルズ静内でクリスマス乗馬大会が行われた。

　当日は部班競技(速歩、駆歩)、障害飛越競技のほか、「パン食い競走」、「乗馬でフルーツバスケット」、などバラエティに富んだプログラムが組まれ、終日会場は盛り上がった。

　クリスマスソングをBGMに会場内はなごやかなムードに包まれていた。障害者の方、乗馬初心者の方は経験者や大会スタッフのサポートを受けながら競技に挑み、経験豊富な参加者は人馬一体となった華麗な飛越を見せ、好タイムを叩き出していた。今回の大会ではレクリエーションとして「プレゼント交換会」も行われ、ギターの生演奏に合わせて参加者はプレゼントをまわして、それぞれに渡ったプレゼントを興味深く開けていた。

　全競技終了後には表彰式が行われ、今大会のMVPには弊旗勇太朗さん、審査員特別賞は片岡紀章さん、ライディングヒルズ静内賞は広奥晶さんが選ばれた。広奥さんに競技の感想を伺うと、「今回は大人しい馬に騎乗したので、乗りやすかったです。特にトラブルもなくて良かった。また楽しいイベントを企画していただけたら、是非参加したいです。」と、満足そうに語った。

　ライディングヒルズ静内統括責任者の栃窪直人さんは、「冬場の大会でしたが、多くの方に参加していただき良かったです。スタッフが試行錯誤してレクリエーションや競技のアイデアを出し、内容には工夫を凝らしました。これからも季節に合ったイベントを企画していきたいと思います。」と、安堵の表情で大会を振り返った。

　ライディングヒルズ静内では今後も様々な企画を用意しており、元旦には初日の出トレッキング大会、1月7日には初乗り会、1月末にはお正月乗馬大会を予定しているという。
取材班