馬産地ニュース

JBBAの軽種馬後継者研修が始まる

  • 2009年11月09日
  • 挨拶する中西信吾場長
    挨拶する中西信吾場長
  • 2009年軽種馬後継者研修受講者たち
    2009年軽種馬後継者研修受講者たち
  • 研修所で行われる講義
    研修所で行われる講義
 11月4日、JBBA日本軽種馬協会静内種馬場で、「2009年軽種馬後継者研修」が開講した。

 この研修はJBBA会員の後継者もしくは家族、およびスタッドマネージャーを対象とした研修。10日間で軽種馬生産の業務に必要とされる馬飼養の基礎知識の習得と馬の取扱い及び乗馬の基礎研修を行う。また、軽種馬経営に携わる牧場後継者が集まるコミュニケーションの場にもなり、互いに切磋琢磨し技術を取得できるとされている。1992年に開講してからこれまでに142名が受講。強い馬づくりの担い手として活躍している。

 今回の受講者は胆振から浦河までの25歳から40歳の男性9名、女性1名の合計10名。開講式で中西信吾場長は「皆様の要望や疑問に答えられるスタッフを揃えていますので、何でも言ってください。そして、有意義な研修にしてください」と励ました。

 研修は4日からスタート。17日まで土日を除く10日間で、「馬の栄養・飼料」「馬の運動のしくみ」「馬の疾病」「繁殖牝馬・当歳馬の管理」「草地・土壌」「セリの馴致」「蹄の管理」「相馬」「世界の競馬情勢」といった講義や「馬の取扱い」「基本馬術」「ロンジング・ドライビング」「蹄の管理」といった実技を学んでいく。
取材班