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デビッドジュニアが胆振に移動

  • 2009年11月06日
  • 胆振に移動したデビッドジュニア
    胆振に移動したデビッドジュニア
  • 同

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 JBBA日本軽種馬協会直営種牡馬で、今年度まで同静内種馬場にけい養されていたデビッドジュニア(牡7歳)が5日、同胆振種馬場に移動した。

 デビッドジュニアは父プレザントタップ、母パラダイスリヴァー(その父アイリッシュリヴァー)という血統の米国産馬。現役時代は、おもに欧州で走って13戦7勝2着1回3着1回。ドバイデューティフリー(G1)に勝ったほか、エクリプスS(G1)や英チャンピオンシップ(G1)などを制して、3歳時には、欧州中距離チャンピオンになっている。

 種馬場関係者らが出迎える中、午後1時半すぎに到着した同馬は、とくに入れ込む様子もなく落ち着いた雰囲気。獣医師らによるボディチェックのあと、用意された馬房でくつろいで約2時間の旅に疲れをいやした。

 なお、デビッドジュニアの種付料は基本契約80万円、不受胎種付料返還特約及びフリーリターン特約付100万円、フリーリターン特約付き9月15日期限払い120万円と設定された。

 小園明憲場長は「102頭に配合した初年度産駒が、来春にデビューを控えています。日本に実績のある血統ですし、万全の状態でシーズンを迎えたい」と意欲を見せた。

 JBBA胆振種馬場はデビッドジュニアほか、シルバーチャーム(牡16歳、父シルバーバック)サニングデール(牡11歳、父ウォーニング)の3頭体制で2010年シーズンを迎える。
(年齢は種付時の馬齢です。)
取材班