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日本軽種馬青年部連絡協議会が開催される

  • 2009年11月13日
  • 連絡協議会
    連絡協議会
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  • 連絡協議会の後の講演会
    連絡協議会の後の講演会
 日本軽種馬青年部連絡協議会(会長 三好直樹)の第19回定期総会が11月12日、札幌市内のホテルで開催された。

 同連絡協議会は、全国に広がる軽種馬青年部をもって構成され、軽種馬生産及び育成技術の向上のための研究活動を行うことを目的とする連絡協議会。昨年はJBBA日本軽種馬協会主催の「強い馬づくり講演会」など各種講演会のビデオ撮影や関係団体(JBBA、各JAなど)への協力要請、あるいは国内外への研修事業などを通して強い馬づくりをサポートしてきた。総会には今回も地元の北海道はもとより九州、関東、東北地区から会員が集まって親睦と教養を深めた。

 来賓として招かれた松本豊JBBA日本軽種馬協会事務局長のあいさつの後、川越太郎氏を議長に選出して行われた総会では「平成20年度事業報告ならびに収支決算」「平成21年度事業計画ならびに収支予算案」「年会費の徴収」など用意された議題はすべて満場一致で承認。任期終了に伴う役員改選では三好直樹会長の留任が決まった。

 また、総会終了後はハッピーネモファームの根本明彦氏による「馬と生きていくために」というテーマの講演会が行なわれた。同世代の若手生産者を前にやや照れながらの90分間だったが、参加者は、自分自身の経験や考えを交える根本さんの話に耳を傾けていた。また馬の扱いなどに関するQ&Aでは具体的なテーマをもとにした活発な意見交換が行なわれた。
取材班