馬産地ニュース

東アジアの旅行会社関係者が日高を訪れる

  • 2009年10月26日
  • 熱心に馬券検討するエージェント
    熱心に馬券検討するエージェント
  • 白熱するナイター競馬に声援を送る
    白熱するナイター競馬に声援を送る
  • 特産品を使った料理に舌鼓
    特産品を使った料理に舌鼓
  • 日高町をアピールする三輪茂町長
    日高町をアピールする三輪茂町長
 日高にアジアからの観光客を誘致しようと、日高町地域づくり推進協議会は、21、22日の2日間に渡って東アジアの旅行会社関係者を招き「ホッカイドウ競馬ツアー商品開発検討会」を行った。

 東京在住の中国、韓国、シンガポール、タイのエージェント7人が参加した同ツアーは、21日二風谷アイヌ文化博物館で歴史に触れたのち、門別競馬場へ移動してグランシャリオナイターを満喫。

 翌22日はお隣新冠町まで足を伸ばし、サラブレッド銀座見学やホロシリ乗馬クラブで体験乗馬と馬を間近に感じられる観光スポットを紹介。その後、当日開催されていたオータムセールを視察するなど馬文化をアピールした。

 また、この日の夜は町内のホテルで三輪茂町長をはじめとする観光事業関係者約30人を集めた懇親会が行われ、地元産の食材がふんだん使われた料理に舌鼓を打った。

 エージェントの7人からは「宿泊できるホテルが少ない」「日本へ来るならまずは東京、京都がメイン。北海道なら札幌や世界遺産の知床などメジャー な場所に行きたいと思う。“もっと違った場所へ”と考えるリピーターは少なく、難しい」との苦言が聞かれ今後の課題も多かったが「中国人の個人観光ビザが 解禁された今がチャンス。ギャンブル好きな人は多く、大人数収容できるホテルなどの条件がクリアできればぜひ勧めたい」という前向きな意見も出ていた。
取材班