馬産地ニュース

馬産地見学ガイドツアー参加者協賛レースが行われる

  • 2009年10月16日
  • パドック解説にゲスト出演した酒井優一HBA総務部長
    パドック解説にゲスト出演した酒井優一HBA総務部長
  • 優勝したブーブータナチャン
    優勝したブーブータナチャン
  • 優勝馬関係者の口取り
    優勝馬関係者の口取り
  • ツアー実施に関わった関係者の口取り
    ツアー実施に関わった関係者の口取り
 10月15日、門別競馬場で2009馬産地見学ガイドツアー参加者協賛「2009馬産地見学ガイドツアー特別」が行われた。

 この協賛レースは10月10日に行われた2009馬産地見学ガイドツアー内でのイベント・チャリティーオークションでの落札代金をもって実施された。レースは3番人気のブーブータナチャン(牝3歳 父ラスカルスズカ)が逃げ切って優勝。生産は平取町の稲原牧場。

 この日はツアー実施に関わったHBA日高軽種馬農業協同組合の酒井優一総務部長が第10レース、第11レースのパドック解説にゲスト出演。協賛レースについての経緯やツアーの内容についてふれ、

 「ツアーには35名の参加がありました。終了後の参加者のアンケートを読みますと、たいへん好評だったようです。“是非来年も”という声も多かったので、来年の実施も前向きに検討していきたいと思います。また、今回はチャリティーオークションの落札代金による協賛ということで、今までにない新しい形でレースを協賛することができました。今後も継続していきたいですね。」と、話した。

 酒井総務部長は協賛レースの表彰式でプレゼンターを務め、口取りでは関係者と共に笑顔で記念写真に収まった。
 
 競走馬のふるさと日高案内所の緑川芳行所長もツアー実施に関わった一人。協賛レース終了後に心境を伺うと、

 「このような形でホッカイドウ競馬を応援できて感無量です。ツアーも無事に終えることができてほっとしています。参加者の皆様にはとても喜んでいただけたようで何よりです。チャリティーオークションで落札してくれた皆様、そして、出品に協力してくれた牧場の方々はじめ、関係者の皆様にも感謝ですね。」と、これまでの過程を振り返りながら、安堵の表情を浮かべていた。

 今回の2009馬産地見学ガイドツアーは盛りだくさんの内容で参加者からの評価も高く、また、ホッカイドウ競馬の支援にもつながり、馬産地を潤す結果へとつながったことだろう。
取材班