馬産地ニュース

1年の終わりに~2009年馬産地十大ニュース

  • 2009年12月30日
  • アグネスタキオン(昨年7月撮影)
    アグネスタキオン(昨年7月撮影)
  • 関係者の期待が形になった新生ホッカイドウ競馬(開幕前の公開試走を見つめる関係者~門別競馬場)
    関係者の期待が形になった新生ホッカイドウ競馬(開幕前の公開試走を見つめる関係者~門別競馬場)
  • 初めての生産馬がG1を制覇する快挙~生産牧場ハッピーネモファーム
    初めての生産馬がG1を制覇する快挙~生産牧場ハッピーネモファーム
  • ジョッキーベイビーズ大活躍の日高には長い間の関係者と子供たちの情熱があった~浦河馬フェスタにて
    ジョッキーベイビーズ大活躍の日高には長い間の関係者と子供たちの情熱があった~浦河馬フェスタにて
2日後には2010年を迎えます。馬産地は今年も多様な年でありましたが、馬産地ライターの方々と主な出来事をまとめてみました。良い年だったのか、それとも悪い年だったのか、それぞれの方の環境でかなり温度差のある結果になったようにも思われます。
 
会議参加者
落合雄一郎(パカパカ工房主宰) 斎藤宗信(馬市ドットコム主宰) 坂口誠司(ターフフォトグラファー) 篠原美穂子(競馬ジャーナリスト) 高橋勝市(馬産地・図主宰) 中地広太(うまレター) 成田智加(道新静内支局記者) 浜近英史(うまレター主宰) 平尾守(サラブレッド血統センター) 古谷剛彦(JRDB) 三方義勝(フィールドフォトグラファー) 村本浩平(競馬ジャーナリスト) 吉村信治(カントリー牧場) 山田康文(馬事通信) (敬称略 アイウエオ順)
HBA / 酒井優一部長 
競走馬のふるさと日高案内所 / 緑川芳行 藤本光恵 鎌田友香 
 
2009年馬産地十大ニュース
第一位 
 2008年チャンピオンサイアーのアグネスタキオンが死亡。
  他に イブキマイカグラ カツラノハイセイコ メジロティターン  メジロデュレン ウインザーノット メリーナイス などが今年の死亡馬   
第二位
 今年、ホッカイドウ競馬は産地主導の新体制でスタート。売上も前年度比アップで当初目標の2010年・単年度黒字経営に期待が膨らむ。
第三位
 せり市場全体の売却構造が当歳馬から1歳馬、2歳馬トレーニング市場へ移行。
第四位
 生産、育成界で若手ホースマンが活躍。ハッピーネモファームでは生 産馬第1号ジョーカプチーノがG1制覇。
第五位
 ダービー馬ディープスカイが種牡馬入り。
 カンパニー シルクフェイマス アジュディミツオー エイシンデピュティなども
 海外からはヨハネスブルグ、コンデュイット(来年2月初め)が日高 にスタッドインの予定。
第六位
 マンハッタンカフェの産駒たちが大活躍。サイアーズランキングは社台スタリオンSの上位独占が続く。
第七位
 経済不況の中、北海道市場の総売り上げは前年度を上回る健闘。
第八位
 ポニーレースの全国大会として第1回ジョッキーベイビーズが東京競 馬場で開催。浦河の小学生がワン・ツーフィニッシュと活躍。
第九位
 日本産馬がシンガポールで活躍。北海道市場にはシンガポール、香港 などの馬主も常連客となる。
第十位
 カワカミプリンセス キストゥヘヴンなどG1牝馬が繁殖入り
                         
                         以上
 
 競走馬のふるさと案内所としては、第一位に初めての「馬産地ガイドツアー」の監修、案内役を勤めさせて頂いたことがランクインします。多くの方にご応募いただき、また、参加者の方に喜んで帰った頂いたことが何よりの嬉しい思い出となりました。
 今年1年もまた、多くの方に案内所をご利用いただいたことに感謝申し上げます。
また、新しい年が皆様にとりまして良い年に成りますように。

                       日高案内所一同