馬産地ニュース

新冠町の女性たちがホッカイドウ競馬観戦ツアーを実施

  • 2009年10月08日
  • 新冠町女性コミュニティ会議の皆さん
    新冠町女性コミュニティ会議の皆さん
  • 31名の方が参加しました
    31名の方が参加しました
  • バス内で馬券の買い方を説明中
    バス内で馬券の買い方を説明中
  • 新スタンドで競馬観戦
    新スタンドで競馬観戦
 10月7日、新冠町女性コミュニティ会議主催のホッカイドウ競馬観戦ツアーが行われた。同団体は新冠町内在住の18歳以上の女性で構成される団体で、今回のツアーは「ふるさと再発見事業」という活動の一環で実施された。

 当日は40代~60代の方を中心に町内各地から31名の女性が参加し、バス1台で新冠町を出発した。今回初めて門別競馬場へ行くという方も多かったそうだ。

 出発前に同団体の佐々木喜美子会長にお話を伺うと、「新冠町は馬の町なので、以前から競馬観戦ツアーを実施したいと考えていました。馬を見る楽しさを感じられればと思います。馬券も買って、新冠町の生産馬も応援したいです。」と、笑顔で語った。

 門別競馬場への移動中はツアーを担当する新冠町教育委員会・事務局の方より、馬券の買い方や軽種馬産業の歴史についてのレクチャーがあり、参加者の方は熱心に耳を傾けていた。

 到着後はいよいよ競馬観戦。馬券を買ったり、新スタンド・ポラリス☆ドームで食事をしたり、参加者は思い思いにグランシャリオナイターを満喫していた。

 参加した50代女性の方は、「門別競馬場に来たのは2回目です。きれいな夕焼けの中で馬が走る姿が素敵でした。少しですが、馬券も当たって良かったです。」と、感想を語った。

 夜になって参加者はコース付近で記念撮影をし、メインレースの重賞・サンライズカップ(H3)を間近で観戦。各馬が最後の直線に入ると、参加者の皆さんは“がんばれ、がんばれ”と声をあげて応援していた。

 佐々木会長にツアーを振り返っていただくと、「とても楽しかったです。馬券が的中して喜んでいた方もいて良かったです。また機会があったら競馬場ツアーを企画したいと思います。」と、満足げな様子だった。今回のツアーでホッカイドウ競馬の女性ファン層拡大につながったことだろう。
取材班