馬産地ニュース

JRA北海道シリーズ・24日間の日程終了

  • 2009年09月08日
  • 藤田伸ニ騎手
    藤田伸ニ騎手
  • 馬場開放
    馬場開放
  • 同

  • 同

 6月20日から開催されたJRA北海道シリーズの札幌開催が、9月6日にフィナーレを迎えた。

 今年の札幌開催は函館競馬場でスタンドの改装工事が行われたこともあり、例年よりも2ヶ月早い開幕を迎えただけでなく、通常より1ヶ月長い3ヶ月の開催となった。

 全レース終了後には札幌開催におけるリーディングジョッキーの表彰が行われ、2開催24日間で36勝をあげた藤田伸二騎手が8年連続9度目の栄冠に輝いた。

 ファンからの「おめでとう!」という声援に笑顔も見せていた藤田騎手は、「あっという間の札幌開催でしたが怪我もなく騎乗できましたし、成績には満足しています」と話し、ウイナーズサークルに詰めかけたファンから拍手が送られていた。

 この後は芝コース、ダートコースの馬場開放も行われた。イベント前から並んだ2000人近いファンは、スタッフから手渡された小瓶にダートコースの砂を詰めたり、ゴール板をバックに写真を撮るなど思い思いに今年最後の札幌競馬場を楽しんでいた。

 6月20日からの総売上が1421億4645万4400円となり、昨年の函館開催(1回、2回)、札幌開催(1回)との比較では102.0%と昨年を上回った。また、週末ごとに悪天候に見舞われる悪条件の中でも入場人員は27万9423人となり、同じく昨年の開催と比較して120.5%を記録している。
取材班