馬産地ニュース

ホッカイドウ競馬場外「Aiba琴似」がオープン

  • 2009年09月16日
  • 関係者によるテープカット
    関係者によるテープカット
  • 各席にモニターが設置された3階の有料席
    各席にモニターが設置された3階の有料席
  • JR琴似駅から徒歩1分。ビル屋上の大きな看板が目印
    JR琴似駅から徒歩1分。ビル屋上の大きな看板が目印
  • オープンを待ちわびる競馬ファンたち
    オープンを待ちわびる競馬ファンたち
 9月15日、札幌市のJR琴似駅前に、道内では14か所目、札幌市内では3か所目となる、ホッカイドウ競馬場外発売所「Aiba琴似」がオープンした。

 午後1時から行われた開所式では、同競馬、同場外関係者や地元町内会など約100名が出席。テープカット、施設紹介などが行われ、オープンを祝った。

 主催者を代表して東修二道農政部長は「悲願だった琴似の地にミニ場外開設の日を迎えることができたのは、地元町内会の協力・理解があったからこそ。競馬の売り上げを伸ばすには気軽に馬券を買える場所が必要です。公共交通が発達し利便性の高いAiba琴似への期待は大きい。地域振興の拠点としても利用していただきたい」と挨拶。

 開所に辺り地域住民の説得などに尽力した琴似商店街振興組合の玉田一至理事長は「紆余曲折があり長い年月が掛かったが、やっとオープンにたどり着いた。地元としても地域の発展、健全な娯楽の活性化は課題だった。これからは地元の方から愛される施設に育ててほしい」と祝いの言葉が送られた。

 当日は午後2時の開門と同時に、オープンを待ちわびたファンが来場。プレゼント抽選会のファンサービスや、ホッカイドウ競馬パドック解説でお馴染み、古谷剛彦氏による出前解説も行われ、大盛況となった。

 場所はJR琴似駅前のビル2階3階。屋上の大きな看板が目印となる。総面積は320坪。2階は一般席で、来場者がゆったり観戦・記載できるよう、椅子やテーブルなどを多数配置。さらに地域交流スペースも設置されている。有料席となる3階は、98席すべての席に16インチの液晶TVを設置。臨場感が伝わってくる50インチの大型TVも5台設けられている。なお、有料席は通常1000円のところ、12月31日まではオープンキャンペーンとして500円で提供するという。
取材班