8月11日～8月13日、門別競馬場では「2009夏のケイバまつり」が行われ、大勢の来場客でにぎわった。

　3日間通じて行われた「ひだかウマいもの村」では農産・水産・畜産加工品やスイーツなど地元の食材を使った味覚が実演販売された。スタンド外の特設テントでは「とねっこ広場お楽しみ縁日」として「金魚すくい」や「わたあめ」などが用意され、子供たちが縁日を楽しんでいた。

　イベント開催中、馬のアクセサリーとクレープ販売をした芝川裕子さんは、
「天気には恵まれませんでしたが、家族連れや若者のグループなど、3日間沢山の方に足を運んでいただきました。クレープは1日約150個売れました。少しでも門別競馬場の盛り上げにつながってくれたら嬉しいですね」と、振り返った。この3日間は競馬場グルメを満喫したファンも多かったことだろう。

　13日にはリボンシトロン100周年記念「リボンちゃんと遊ぼうゲーム大会」、札幌よしもとのお笑いコンビ「上海ドール」お笑いライブ、2009年サッポロビールイメージガール美優紀(みゆき)さん浴衣撮影会などが行われ、数多くの来場客がイベントに参加した。また、美優紀さんと上海ドールはそれぞれパドック解説にゲスト出演。メインレースの第21回ブリーダーズゴールドカップでは表彰式のプレゼンターとしても登場し、ファンの目を楽しませた。

　また、同レースの発走前には、地元・北海道富川高等学校吹奏楽部によるファンファーレ演奏が行われ、高校生が一生懸命に奏でるファンファーレ演奏に、場内のボルテージもグンと上がった。

　イベント最終日となる13日は2,090人が門別競馬場に来場し、「2009夏のケイバまつり」は大盛況で幕を閉じた。
取材班